私たちがvintage sharingを始めたもう一つの理由
アパレル産業は石油に次いで第二位の環境汚染産業です。
ジーンズ1本を作るためには、約7,500リットルの水が必要になりますが、これは平均的な人が7年かけて飲む水の量に相当します。しかもそれは、最近の環境研究の結果として判明した多くの驚くべき事実の一つにすぎません。このような調査結果から分かるのは、ファッションの流行を追うことには、プライスタグ(価格)をはるかに上回るコストがかかるということです。
引用:国連連合広報センター
年間15億着近くの新品が着用されずに廃棄されています。
衣服ロスは、日本だけで年間15億着以上、廃棄量が年間約100万トンにも上るといわれています。衣服ロスの問題は、服が廃棄されるという問題以外にも、製造にかかるエネルギー、資源が無駄になっているということです。アパレル産業の特徴として、製造~購入~廃棄のジャニーズの中で製造工程が全体の資源の消費率の7割を占めています。衣服は、その生産過程で大きな環境負荷を引き起こしています。
ファッション業界が利益を上げるためには、流行が目まぐるしく変わり、衣服を大量に生産・購入する必要があります。
1着の服を直して着ることで、1着あたり約51.5%のCO2排出が抑えられます。
アパレル業界向けにサーキュラー・ソリューションを提供するThe Renewal Workshop(以下、TRW)はこのほど、報告書『Leading Circular 2021』を発表した。同報告書のなかで、衣料品やバッグなどの「リニューアル」(修理して標準の状態に戻すこと)が、製品を新しく生産する場合と比較してCO2排出量を平均51.5%削減できることを示した。
私たちは、リペアと同様にシェアリングも同じ効果がある考えます。一着のプロダクトサイクルを向上させ、「共有」を促すことで、1着の服のジャーニーを通じてCO2排出が抑えることができる為です。